世界の米料理 

■インドのご飯・米料理■
 インドの南部や東部はいな作地たいで、南部では米が主食で、とくに菜食主義(さいしょくしゅぎ)の人々の重要な食べものになっています。食べ方は、ターリーという各自のおぼんの真ん中にご飯をのせ、まわりにはスパイスで味つけした野菜の煮ものなどのおかずをならべるというスタイル。米はむしたり、いためたり、豆や野菜と一しょに煮たり、またナッツ類やドライフルーツなどとともに甘く煮てデザートを作ることもあります。
 インドでは多くのしゅるいの米が作られており、米屋の店頭にはさまざまな米がならんでいます。インドの人々は、そんな中からプラオ(ピラフ)なら香り米のバスマティー、菓子にはつぶの丸い米などと、料理によってえらんでいるようです。
 一方インドでも中央から北部にかけてはイスラム教徒が多く、この地域ではナーンなどの平たいパンも主食としてよく食べ、米は白いご飯ではなく、プラオやビリヤニという料理として食べています。








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にしら米穀店

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